自分の体重を支える脚筋力
ご自分の脚筋力が、どれだけの体重を支えることができるか?
加齢による筋力の衰えにより膝・腰などの関節に負担が生じ、それが関節痛の要因となることもあります。
健康な60代の方が直ちに歩行や階段の上り下りなどの日常生活に支障が出るようなことはほとんどありませんが、加齢に伴い筋力の低下は確実に進行していきます。「少しの段差に躓きやすくなった」「転倒してしまった」など、心当たりのある方は注意が必要です。
ご自分の脚力が、今の体重を適切に支える力があるかどうかを簡易的に確認できるテストをご紹介します。
・40cmの高さから片足立ちができない場合、脚力の低下が進行。健康のためのジョギングは、関節を痛める可能性があります
・20cmの高さから両足立ちでふらつきが生じる場合、ウォーキングにより関節を痛める可能性も
※上記の方法は、身長の違いによる差異が生じ得ます。
「あいあむ+ClubH2O」 では、測定器(COMBIT)を用いて、脚筋力の測定を行っています。
体重支持指数(WBI:自分の体重をどれだけ支えることができるか)を正確に測定し、立ち上がりに必要な筋力に加え、歩行や転倒の防止にも不可欠なハムストリング(太ももの裏の筋肉)の筋力測定を同時に行い、運動処方箋(トレーニングメニュー)を処方しています。
関節痛や歩行に障害が生じてしまった後からの機能回復トレーニング(リハビリ)は、容易ではありません。
早めにご自分の身体の状態を知り、予防を行っていくことが大切です。
「あいあむ+ClubH2O」について、詳しく知りたい方→クリック
見学もできます。
お問い合わせ Tel.0820-56-8200 平生町社会福祉協議会 事業部 大谷・石田まで
心肺持久力は寿命を決める重要要素のひとつ
VO2MAX(最大酸素摂取量)で表される心肺持久力は、あなたの寿命を決める重要な要素だという論文が、医学専門誌『Mayo Clinic Proceedings』に掲載されています。
この論文によると、
「あなたの寿命は、性別、血圧、コレステロール値、年齢、生活習慣といった数々の要素によって決まる。そして、VO2MAX(最大酸素摂取量)で表される心肺持久力も、重要な要素の1つ。」
「このヘルスマーカーが病院で定期的にチェックされることはないけれど、研究チームによれば、心血管系に問題がない人も心肺持久力のテストを受けるべき。」
などとされています。
この論文の筆頭著者でイースタン・フィンランド大学循環器専門医のヤリ・ラウッカネン医学博士は、
「運動量を増やして維持しましょう。これで心肺持久力が向上し、心血管系だけでなく代謝機能、骨格筋、肺系統も改善します」
と述べられています。
「あいあむ+ClubH2O」のIPFテストでは、VO2MAXを健康寿命延伸のための重要な要素のひとつとして測定を行っています。また、個別トレーニングメニューの処方では、VO2MAXを向上させるためのトレーニング項目と個々の体力レベルに応じた効果的な負荷設定によるトレーニング指導を行っています。
最近では、スマートウォッチなどにも心拍やVO2MAXを計測できるものも現れています。ご自分の心肺持久力を知り、健康維持のためより効果的な運動習慣を身に付けましょう。
※なお、この記事は以下のヤフーニュースに掲載された記事をもとにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb87d0ba7f9293351edf25a0fbe5862846d1bfe1?page=1
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